CV

Curriculum Vitae

研究ステータス

  主な研究分野は環境、資源、医療経済学です。これらの分野は「外部性」という重要な概念によってつながっています。環境経済学の主要な研究テーマは、各国が自国の利益のみに基づいて地球環境を汚染するインセンティブをどのように制御するかです。資源経済学における古典的な問題の一つは、漁業者が共有財産である水産資源の過剰利用するインセンティブをどのように制御するかということです。そして医療経済学における重要なトピックの一つは感染症を防止するために予防接種率をどのように高めていくかということです。これらの問題は、いずれも個人の選択が市場を経由せずに他人に影響を与える「外部性」という特徴をもっています。「外部性」が存在する場合、個人は他人の行動にフリーライディングするインセンティブを持ち、社会的に望ましくない結果が生じることになります。

職歴

2019/4 –     東京大学大学院農学生命科学研究科、准教授

2018/1 –     アリゾナ州立大学 School of Sustainability、Post-doctoral Research Associate

2017/10-12  水産教育・研究機構中央水産研究所、研究等支援職員

2017/7-9     東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻、特任研究員

2011/4-8     学術振興会特別研究員DC2(留学のため中途辞退)

学歴

2017   カルガリー大学大学院経済学部(博士)
指導委員会:M. Scott Taylor(指導教官)、Daniel V. Gordon、Arvind Magesan

2010   東京大学大学院農学生命科学研究科修士(農学)

2008   東京大学農学部学士(農学)